QRコード
QRコードはデンソーウェーブが開発したデンソーウェーブの登録商標です。
ここらへんは
QRコードドットコムなどで基礎を学んでいただければ良いですが、
バーコードにもいくつか種類があるように、
QRコードにはいくつかの種類があることを理解していれば良いです。
QRコードからのデータ取り出し
わたしが対応したQRコードのデータ形式には3種類ありました。
- 固定長
- カンマ(その他デリミタ)区切り
- セパレータ記号
固定長の場合
この場合が一番簡単な処理です。
読取ったコードの文字列から固定の位置のデータを切り出せば良いのですから、
MID$("文字列", 開始位置, 文字数)
で取り出せます。
カンマ(その他デリミタ)区切りの場合
デリミタで区切られたデータの任意の箇所を取得する関数(SPLITX$)を作りました。
この関数を使用することで任意の箇所が取り出せます。
→
SPLITX
セパレータ記号の場合
初めに:
セパレータは以下の種類があります。(ISOで規定)
種類(省略形) | 読み | ISO/IEC上の符号 | BHT-Basicでの表現 |
【RS】 | レコードセパレータ | 1E | CHR$(&H1E) |
【GS】 | グループセパレータ | 1D | CHR$(&H1D) |
【EOT】 | メッセージトレーラ | 04 | CHR$(&H04) |
Office2013以降のバーコードコントロールを使用してQRコードを作成する場合、
1E(RS)、1D(GS)、04(EOT)を16進数から文字コードに変えます。
=CHAR(HEX2DEC("1D"))
=CHAR(HEX2DEC("1E"))
=CHAR(HEX2DEC("04"))