ログファイルについて
「CustomLog」と「ErrorLog」
指定するログファイルは「CustomLog」と「ErrorLog」の二種類です。
- 「ErrorLog」は、ログレベルの指定により、出力内容を切り替えます。
- 「CustomLog」は、LogFormatの指定によって細かい出力内容の指定が可能です。
ログファイル関係の設定
# vi httpd.conf
-- エラーログの出力ファイル。
ErrorLog logs/error_log
-- ErrorLogで指定したファイルに対するLogLevelの指定。
-- 以下(デフォルト)では、「warn(警告)」以上のレベルでログに書き出します。
-- 推奨は「crit(致命的な状態)」。
LogLevel warn
-- LogFormatディレクティブは、LogFormat [フォーマット] [名前]の形式で指定します。
-- 複数作成しておき、それぞれに別の名前を付けます。
-- CustomLogディレクティブで、LogFormatの名前を使用します
LogFormat "%h %l %u %t ¥"%r¥" %>s %b ¥"%{Referer}i¥" ¥"%{User-Agent}i¥"" combined
CustomLog logs/access_log combined
デフォルト設定の「combined」の内容です。
※他にもありますが、
マニュアルを参照してください。
記号 | 内容 | 出力例 |
%h | リクエストしたリモートホスト名 | 61.2XX.1XX.1XX |
%l | identによるリモート・ユーザ名 | - |
%u | 認証に使用されたリモートユーザー名 | user |
%t | リクエストを受けた時刻 | [12/Feb/2014:23:41:22 +0900] |
%r | HTTPリクエストヘッダー | GET / HTTP/1.1 |
%s | サーバーがリクエストに対して返したステータスコード。 %>s と記述することで最後のリクエストを記します。 | 200 |
%b | HTTPヘッダを除いた転送バイト数。0の場合は - が記述されます。 | 119 |
記号 | 内容 | 出力例 |
%{Referer}i | リファラー | http://www.grot3.com/test.html |
%{User-Agent}i | ユーザーエージェント | Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; MALNJS; rv:11.0) like Gecko |
メモ: