基本設定
httpd.conf 〜 その1 基本設定〜
まずはオリジナルのhttpd.confを保存します。
# cd /etc/httpd/conf/
# cp httpd.conf httpd.conf.org
基本設定の確認
# vi httpd.conf
-- httpd.confファイル内で使用する起点ディレクトリ。
-- 相対パスで書かれた設定は、このディレクトリ以下になる。
ServerRoot "/etc/httpd"
-- 対応するポートを指定します。
-- 複数ポート指定方法は、下記のように複数行記入します。
Listen 80
Listen 8080
-- 外部の設定ファイルを起動時に読み込みます。
-- 用途別に設定ファイルを分けられるので便利です。
Include conf.d/*.conf
-- Apacheの実行ユーザーとグループの指定
User apache
Group apache
-- ドキュメントルートです
DocumentRoot "/var/www/html"
-- ここでは、URLにディレクトリのみの指定でファイル名がない場合に
-- 表示するファイルを指定します。
-- ちなみに.htを最後に付けると、Options -Indexes と同じように一覧が表示されなくなります
DirectoryIndex index.html index.html.var
-- User がデフォルトの「apache」の場合
# ps --user apache
PID TTY TIME CMD
26902 ? 00:00:00 httpd
26903 ? 00:00:00 httpd
26904 ? 00:00:00 httpd
26905 ? 00:00:00 httpd
26906 ? 00:00:00 httpd
26907 ? 00:00:00 httpd
26908 ? 00:00:00 httpd
26909 ? 00:00:00 httpd
#
-- User を「grot3」に変えた後デーモンを実行した場合
# ps --user grot3
PID TTY TIME CMD
26951 ? 00:00:00 httpd
26952 ? 00:00:00 httpd
26953 ? 00:00:00 httpd
26954 ? 00:00:00 httpd
26955 ? 00:00:00 httpd
26956 ? 00:00:00 httpd
26957 ? 00:00:00 httpd
26958 ? 00:00:00 httpd
#
メモ:
Apacheでは、一つ一つの設定内容を「ディレクディブ」と表現します。
「ServerRootディレクディブ」「DocumentRootディレクティブ」などと呼びます。